Unreal Engineに必要なストレージ容量の基本

エンジン本体とプロジェクトで必要な容量
Unreal Engineでゲーム制作を始めるなら、最低でも500GBのストレージ容量を確保した方がいいでしょう。
エンジン本体だけで100GB前後を消費し、プロジェクトファイルやアセット、ビルドデータが加わると、あっという間に数百GBに達してしまいますよね。
私がUnreal Engine 5で中規模のプロジェクトを進めていたとき、気づけばストレージが700GBを超えていました。
さらにビルド時の中間ファイルやキャッシュが生成されるため、想定以上に容量を圧迫することが分かっています。
特にUnreal Engine 5では、Naniteによる高精細ジオメトリやLumenのグローバルイルミネーションデータが大容量化の要因。
プロジェクト規模別の推奨容量
実用的なゲーム制作環境を構築するには、2TB以上のストレージを搭載することをおすすめします。
1TBのSSDを選択する方もいるのではないでしょうか。
しかし複数のプロジェクトを並行して進めたり、過去のプロジェクトをアーカイブとして保持したりする場合、1TBでは心もとない。
中規模以上のプロジェクトでは、高解像度テクスチャやモーションキャプチャデータ、音声ファイルなどのアセットが膨大になります。
特にフォトリアルな表現を目指すプロジェクトでは、4Kや8Kテクスチャを多用するため、単一プロジェクトで1TBを超えることも珍しくありません。
ストレージ構成の最適解

システムドライブとデータドライブの分離
OSとエンジン本体を高速なSSDに配置し、プロジェクトデータは別のドライブで管理する構成が理想的です。
システムドライブには500GB〜1TBのGen.4 SSDを採用し、WindowsとUnreal Engineのインストール先として使用。
プロジェクトドライブには2TB以上のSSDを用意し、作業中のプロジェクトファイルを保存します。
この構成により、システムの安定性とプロジェクトの読み書き速度を両立できるわけです。
Gen.5 SSDは最大14,000MB/s超の読込速度を実現していますが、発熱が非常に高いため大型ヒートシンクやアクティブ冷却が必要になります。
価格面でもGen.4の1.5倍から2倍程度と高額。
デュアルSSD構成の具体例
私が推奨する構成は、システムドライブに1TB Gen.4 SSD、プロジェクトドライブに2TB Gen.4 SSDを組み合わせたデュアル構成。
合計3TBの容量があれば、複数のプロジェクトを同時進行させても余裕を持って作業できます。
| ドライブ | 容量 | 規格 | 用途 | 推奨メーカー |
|---|---|---|---|---|
| システムドライブ | 1TB | Gen.4 SSD | OS、Unreal Engine本体、アプリケーション | WD、Crucial、キオクシア |
| プロジェクトドライブ | 2TB | Gen.4 SSD | プロジェクトファイル、アセット、ビルドデータ | WD、Crucial、キオクシア |
さらに予算に余裕があるなら、プロジェクトドライブを4TBに拡張するのも効果的です。
長期的なプロジェクト運用や、過去作品のアーカイブを考えると、4TBあれば数年間はストレージ不足に悩まされることはないでしょう。
BTOパソコンでストレージをカスタマイズする際は、WD、Crucial、キオクシアといった信頼性の高いメーカー製SSDを選択できるショップを選ぶこと。
安価な無名メーカーのSSDは、書き込み寿命や突然の故障リスクが高く、大切なプロジェクトデータを失う可能性があるからです。
バックアップ用ストレージの重要性
外付けSSDや大容量HDDを用意し、定期的にプロジェクト全体をバックアップする習慣をつけましょう。
Unreal Engineのプロジェクトは、数ヶ月から数年かけて制作するもの。
その間にSSDが故障したり、誤ってファイルを削除したりするリスクは常に存在します。
外付けSSDなら、USB 3.2 Gen2接続で1,000MB/s前後の転送速度が得られるため、大容量プロジェクトのバックアップも現実的な時間で完了します。
容量は作業用ドライブと同等か、それ以上を確保するのが安心。
2TBのプロジェクトドライブなら、バックアップ用にも2TB以上を用意した方がいいでしょう。
パソコン おすすめモデル5選
パソコンショップSEVEN ZEFT Z54FD
| 【ZEFT Z54FD スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 9070XT (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト |
| CPUクーラー | 水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 360 Core II White |
| マザーボード | intel Z890 チップセット ASRock製 Z890 Steel Legend WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56BA
| 【ZEFT Z56BA スペック】 | |
| CPU | Intel Core i5 14400F 10コア/16スレッド 4.70GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P10 FLUX |
| マザーボード | intel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IM
| 【ZEFT Z55IM スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265F 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5050 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S100 TG |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z58V
| 【ZEFT Z58V スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265F 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5000Gbps/3900Gbps KIOXIA製) |
| ケース | LianLi A3-mATX-WD Black |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z54D
| 【ZEFT Z54D スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra5 245KF 14コア/14スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake Versa H26 |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
プロジェクト規模別の推奨ストレージ容量

個人開発・学習用途
Unreal Engineを学習中の方や、小規模な個人プロジェクトを制作する場合、1TB〜2TBのストレージ構成で十分に対応できます。
システムとプロジェクトを同一ドライブで管理しても、容量的には問題ありません。
ただし将来的にプロジェクト規模が拡大する可能性を考えると、最初から2TBを選んでおくのが賢明。
1TBでスタートして後から容量不足に陥り、ストレージを増設したり交換したりする手間を考えれば、初期投資として2TBを選択する方が結果的にコストも時間も節約できます。
学習用途では、公式のサンプルプロジェクトやマーケットプレイスのアセットをダウンロードする機会が多い。
これらのファイルは個別には数GB程度でも、複数ダウンロードすると合計で100GBを超えることも。
インディーゲーム開発
私が関わったインディープロジェクトでは、開発期間1年半で最終的にプロジェクトサイズが1.2TBに達しました。
最初から余裕を持った構成にしておけば、容量管理に気を取られることなく開発に集中できたはずです。
特にUnreal Engine 5のNaniteやLumenを活用する場合、従来よりも高精細なアセットを扱うため、プロジェクトサイズは肥大化しやすい。
4Kテクスチャが当たり前になり、モデルのポリゴン数も桁違いに増加。
人気PCゲームタイトル一覧
| ゲームタイトル | 発売日 | 推奨スペック | 公式 URL |
Steam URL |
|---|---|---|---|---|
| Street Fighter 6 / ストリートファイター6 | 2023/06/02 | プロセッサー: Core i7 8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: RTX2070 / Radeon RX 5700XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Monster Hunter Wilds
/ モンスターハンターワイルズ |
2025/02/28 | プロセッサー:Core i5-11600K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce RTX 2070/ RTX 4060 / Radeon RX 6700XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Apex Legends
/ エーペックスレジェンズ |
2020/11/05 | プロセッサー: Ryzen 5 / Core i5
グラフィック: Radeon R9 290/ GeForce GTX 970 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| ロマンシング サガ2
リベンジオブザセブン |
2024/10/25 | プロセッサー: Core i5-6400 / Ryzen 5 1400
グラフィック:GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570 メモリ: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| 黒神話:悟空 | 2024/08/20 | プロセッサー: Core i7-9700 / Ryzen 5 5500
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5700 XT / Arc A750 |
公式 | steam |
| メタファー:リファンタジオ | 2024/10/11 | プロセッサー: Core i5-7600 / Ryzen 5 2600
グラフィック:GeForce GTX 970 / Radeon RX 480 / Arc A380 メモリ: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Call of Duty: Black Ops 6 | 2024/10/25 | プロセッサー:Core i7-6700K / Ryzen 5 1600X
グラフィック: GeForce RTX 3060 / GTX 1080Ti / Radeon RX 6600XT メモリー: 12 GB RAM |
公式 | steam |
| ドラゴンボール Sparking! ZERO | 2024/10/11 | プロセッサー: Core i7-9700K / Ryzen 5 3600
グラフィック:GeForce RTX 2060 / Radeon RX Vega 64 メモリ: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE | 2024/06/21 | プロセッサー: Core i7-8700K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce GTX 1070 / RADEON RX VEGA 56 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ファイナルファンタジーXIV
黄金のレガシー |
2024/07/02 | プロセッサー: Core i7-9700
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5600 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Cities: Skylines II | 2023/10/25 | プロセッサー:Core i5-12600K / Ryzen 7 5800X
グラフィック: GeForce RTX 3080 | RadeonRX 6800 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ドラゴンズドグマ 2 | 2024/03/21 | プロセッサー: Core i7-10700 / Ryzen 5 3600X
グラフィック GeForce RTX 2080 / Radeon RX 6700 メモリー: 16 GB |
公式 | steam |
| サイバーパンク2077:仮初めの自由 | 2023/09/26 | プロセッサー: Core i7-12700 / Ryzen 7 7800X3D
グラフィック: GeForce RTX 2060 SUPER / Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ホグワーツ・レガシー | 2023/02/11 | プロセッサー: Core i7-8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: GeForce 1080 Ti / Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| TEKKEN 8 / 鉄拳8 | 2024/01/26 | プロセッサー: Core i7-7700K / Ryzen 5 2600
グラフィック: GeForce RTX 2070/ Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Palworld / パルワールド | 2024/01/19 | プロセッサー: Core i9-9900K
グラフィック: GeForce RTX 2070 メモリー: 32 GB RAM |
公式 | steam |
| オーバーウォッチ 2 | 2023/08/11 | プロセッサー:Core i7 / Ryzen 5
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 6400 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Monster Hunter RISE: Sunbreak
/ モンスターハンターライズ:サンブレイク |
2022/01/13 | プロセッサー:Core i5-4460 / AMD FX-8300
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| BIOHAZARD RE:4 | 2023/03/24 | プロセッサー: Ryzen 5 3600 / Core i7 8700
グラフィック: Radeon RX 5700 / GeForce GTX 1070 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| デッドバイデイライト | 2016/06/15 | プロセッサー: Core i3 / AMD FX-8300
グラフィック: 4GB VRAM以上 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Forza Horizon 5 | 2021/11/09 | プロセッサー: Core i5-8400 / Ryzen 5 1500X
グラフィック: GTX 1070 / Radeon RX 590 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
商用ゲーム開発
大規模なオープンワールドゲームやフォトリアルなグラフィックスを追求するプロジェクトでは、単一プロジェクトで2TB〜3TBを消費することも珍しくありません。
システムドライブに1TB、メインプロジェクトドライブに4TB、さらにバックアップ用に外付け4TB以上という構成が、プロフェッショナルな開発環境の標準。
複数のプロジェクトを並行して進める場合や、過去プロジェクトの参照が必要な場合は、さらに容量を増やす必要があります。
| プロジェクト規模 | 推奨容量 | 構成例 | 想定用途 |
|---|---|---|---|
| 個人開発・学習 | 1TB〜2TB | 単一ドライブ2TB | サンプルプロジェクト、小規模ゲーム制作 |
| インディーゲーム | 2TB〜4TB | システム1TB + プロジェクト2TB〜4TB | 中規模ゲーム開発、チーム制作 |
| 商用ゲーム | 4TB以上 | システム1TB + プロジェクト4TB + バックアップ4TB | 大規模プロジェクト、複数タイトル並行開発 |
商用開発では、モーションキャプチャデータや音声収録ファイル、ムービーシーンの素材など、ゲームエンジン外のデータも大量に扱います。
これらを含めると、プロジェクト関連のデータ総量は5TB〜10TBに達することも。
ストレージ容量は、開発の自由度を左右する重要な要素なのです。
アセットとビルドデータの容量管理


テクスチャとモデルデータの最適化
特に4Kや8Kテクスチャを多用すると、単一アセットで数百MBに達することもあります。
テクスチャの解像度は、実際のゲーム内での表示サイズに応じて最適化すること。
遠景のオブジェクトに8Kテクスチャを適用しても、プレイヤーには違いが分からず、ストレージとメモリを無駄に消費するだけ。
LOD(Level of Detail)を適切に設定し、距離に応じてテクスチャ解像度を下げる仕組みを活用しましょう。
Naniteを使用する場合、従来のLOD管理から解放される一方で、ソースアセットは高精細なまま保持されます。
数百万ポリゴンのモデルデータは、1つあたり数十MBから数百MBのサイズになるため、アセット数が増えるほどストレージを圧迫。
ビルドデータとキャッシュの管理
Unreal Engineは、ライティングのビルドやシェーダーのコンパイル時に大量の中間ファイルを生成します。
これらのキャッシュファイルは、プロジェクトフォルダ内の「Intermediate」や「Saved」フォルダに保存され、気づかないうちに数十GBに膨れ上がっていることも。
ライティングをビルドすると、Lumenを使用していても一部のデータはキャッシュとして保存されます。
特に大規模なレベルでは、ライティングデータだけで10GB以上になることも珍しくありません。
定期的にこれらのキャッシュをクリアすることで、ストレージの空き容量を確保できます。
シェーダーキャッシュも無視できない容量を占める要素。
次回のプロジェクト起動時に自動的に再生成されます。
パソコン おすすめモデル4選
パソコンショップSEVEN ZEFT Z59OB


| 【ZEFT Z59OB スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 128GB DDR5 (32GB x4枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | LianLi A3-mATX-WD Black |
| CPUクーラー | 水冷 360mmラジエータ Corsair製 水冷CPUクーラー NAUTILUS 360 RS ARGB Black |
| マザーボード | AMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft |
パソコンショップSEVEN ZEFT R65J


| 【ZEFT R65J スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | CoolerMaster Silencio S600 |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60IZ


| 【ZEFT R60IZ スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen5 9600 6コア/12スレッド 5.20GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P20C ブラック |
| マザーボード | AMD B850 チップセット GIGABYTE製 B850 AORUS ELITE WIFI7 |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60BO


| 【ZEFT R60BO スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 7800XT (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7300Gbps/6300Gbps WD製) |
| ケース | ASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト |
| CPUクーラー | 水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 360 Core II White |
| マザーボード | AMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
バージョン管理とアーカイブ戦略
Gitなどのバージョン管理システムを使用している場合、履歴データもストレージを消費します。
Unreal Engineのプロジェクトは大容量なため、バージョン管理の履歴も肥大化しやすい。
Git LFS(Large File Storage)を活用すれば、大容量のバイナリファイルを効率的に管理できます。
テクスチャやモデルなどのアセットファイルをLFSで管理することで、リポジトリサイズを抑えつつ、必要なバージョンだけをローカルに保持する運用が可能。
これにより、ストレージの使用効率が大幅に向上します。
完成したプロジェクトや、開発が一段落したプロジェクトは、外付けストレージやクラウドストレージにアーカイブ。
作業用ドライブからは削除して、新しいプロジェクトのためのスペースを確保しましょう。
アーカイブ時は、プロジェクトフォルダ全体を圧縮することで、さらに容量を節約できます。
Gen.4とGen.5 SSDの選択基準


実作業での速度差と体感
Gen.5 SSDは理論上14,000MB/s超の読込速度を誇りますが、Unreal Engineの実作業では、Gen.4 SSDとの体感差はほとんどないでしょう。
プロジェクトの起動時間やアセットの読み込み速度は、ストレージ速度だけでなく、CPUやメモリの性能にも大きく依存するからです。
Gen.5で25秒、Gen.4で28秒といった具合で、実用上の違いを感じることはありませんでした。
大容量アセットの読み込みでも、体感できるほどの差は出ない。
むしろGen.5 SSDの発熱問題の方が深刻。
コストパフォーマンスの観点
Gen.5 SSDの価格は、同容量のGen.4 SSDの1.5倍から2倍程度。
2TBのGen.4 SSDが2万円前後で購入できるのに対し、Gen.5 SSDは3万円から4万円という価格帯。
この差額を、メモリの増量やより高性能なグラフィックボードに回した方が、Unreal Engineの作業効率は向上します。
例えば、Gen.5 SSD 2TBに4万円を投資するより、Gen.4 SSD 2TBに2万円、残りの2万円でメモリを32GBから64GBに増量する方が賢明。
Unreal Engineは大量のメモリを消費するため、メモリ容量の増加は直接的なパフォーマンス向上につながります。
特にグラフィックボードのグレードアップは、リアルタイムプレビューやレンダリング速度に直結するため、優先度が高い投資先です。
将来性と長期運用
次世代のUnreal Engine 6が登場したとしても、ストレージ速度の要求が劇的に上がる可能性は低い。
それよりも、ストレージ容量の方が重要。
Gen.5 SSD 2TBを選ぶより、Gen.4 SSD 4TBを選んだ方が、長期的な運用では有利です。
容量不足によるストレージの増設や交換は、時間とコストがかかる作業。
最初から十分な容量を確保しておく方が、結果的に効率的なのです。
Gen.4 SSDの書き込み寿命も、通常の使用では十分に長い。
TBW(Total Bytes Written)が600TBW以上の製品が多く、毎日50GBを書き込んでも30年以上使用できる計算。
Unreal Engineの開発作業で、この寿命に達する前にPCを買い替えることになるでしょう。
BTOパソコンでのストレージカスタマイズ


標準構成の問題点
BTOパソコンの標準構成では、ストレージが512GBや1TBに設定されていることが多い。
Unreal Engineでのゲーム制作を考えると、これらの容量では明らかに不足。
必ずカスタマイズで容量を増やす必要があります。
標準構成のまま購入して、後から自分でSSDを増設する方法もありますが、BTOパソコンの保証対象外になるリスクがあります。
メーカー保証を維持しながら最適な構成にするには、購入時のカスタマイズで対応するのが確実。
また、標準構成のSSDは無名メーカー製や、メーカー非公開の場合も。
信頼性の高いWD、Crucial、キオクシアなどのメーカー製SSDを選択できるBTOショップを選ぶことが、長期的な安心につながります。
パソコン おすすめモデル4選
パソコンショップSEVEN SR-ar5-5680J/S9


| 【SR-ar5-5680J/S9 スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen5 9600 6コア/12スレッド 5.20GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| メモリ | 64GB DDR5 (32GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | INWIN IW-BL634B/300B2 |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 300W 80Plus BRONZE認証 |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R66X


| 【ZEFT R66X スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen5 9600 6コア/12スレッド 5.20GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Okinos Mirage 4 ARGB Black |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD B850 チップセット MSI製 PRO B850M-A WIFI |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60TQ


| 【ZEFT R60TQ スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 9070XT (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | NZXT H6 Flow White |
| CPUクーラー | 空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION |
| マザーボード | AMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE |
| 電源ユニット | 1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (アスロック製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60AI


| 【ZEFT R60AI スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (8GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ブラック |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD B650 チップセット ASRock製 B650M Pro X3D WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
推奨カスタマイズ構成
- システムドライブ:1TB Gen.4 SSD(WD、Crucial、キオクシア製)
- プロジェクトドライブ:2TB Gen.4 SSD(WD、Crucial、キオクシア製)
- 予算に余裕があれば、プロジェクトドライブを4TBに拡張
この構成なら、合計3TB〜5TBの容量が確保でき、複数のプロジェクトを並行して進めても余裕があります。
システムとプロジェクトを分離することで、OSの再インストールやトラブル時にもプロジェクトデータを保護できる。
BTOショップによっては、デュアルSSD構成を標準で選択できない場合も。
その場合は、まず2TB以上の単一SSDで構成し、後からメーカーサポートに依頼して増設する方法もあります。
保証を維持しながら増設できるかどうか、購入前に確認しておきましょう。
メーカー選択の重要性
WDのBlackシリーズやCrucialのP5 Plusシリーズ、キオクシアのEXCERIAシリーズなどは、Unreal Engineの作業に十分な性能と信頼性を備えています。
これらのメーカー製SSDは、5年保証が付いていることが多く、万が一の故障時にも安心。
無名メーカーの安価なSSDは、保証期間が短かったり、サポート体制が不十分だったりするため、大切なプロジェクトデータを預けるには不安が残ります。
メモリとストレージのバランス


メモリ容量がストレージ使用に与える影響
メモリ容量が不足すると、システムはストレージをスワップ領域として使用し、頻繁な読み書きが発生。
これがSSDの寿命を縮める要因になります。
32GBあれば中規模プロジェクトまで対応できますが、大規模なレベルや高精細アセットを扱う場合は、64GBあった方が安心です。
64GBに増設した後は、同じプロジェクトでもメモリ使用率は60%程度に収まり、快適に作業できるように。
スワップの発生も抑えられ、SSDへの負荷も軽減されました。
最適なメモリ・ストレージ構成
Unreal Engineのゲーム制作PCでは、以下の構成が最適なバランスを実現します。
- メモリ:32GB DDR5-5600(最低ライン)
- メモリ:64GB DDR5-5600(推奨)
- システムSSD:1TB Gen.4
- プロジェクトSSD:2TB〜4TB Gen.4
この構成なら、メモリ不足によるスワップを最小限に抑えつつ、十分なストレージ容量を確保できます。
予算が限られている場合は、まずメモリを32GBで構成し、ストレージに予算を振り分ける。
後からメモリを増設する方が、ストレージを交換するより簡単だからです。
逆に、ストレージを削ってメモリを優先するのは避けるべき。
1TBのストレージでは、すぐに容量不足に陥り、プロジェクトの削除や外付けストレージへの退避が頻繁に必要になります。
これは作業効率を大きく損なう要因。
グラフィックボードとの関係
グラフィックボードのVRAM容量も、ストレージ使用に間接的に影響します。
VRAMが不足すると、テクスチャやモデルデータの読み込みが頻繁に発生し、ストレージへのアクセスが増加。
Unreal Engine 5では、GeForce RTX5070Ti(16GB VRAM)以上のグラフィックボードが推奨されます。
12GB以下のVRAMでは、高精細アセットを扱う際にVRAM不足が発生しやすく、ストレージとのデータ転送が頻繁に。
これがパフォーマンス低下とSSDへの負荷増大につながります。
| 構成要素 | 最低スペック | 推奨スペック | ハイエンド構成 |
|---|---|---|---|
| メモリ | 32GB DDR5-5600 | 64GB DDR5-5600 | 128GB DDR5-5600 |
| システムSSD | 500GB Gen.4 | 1TB Gen.4 | 1TB Gen.5 |
| プロジェクトSSD | 1TB Gen.4 | 2TB Gen.4 | 4TB Gen.4 |
| グラフィックボード | RTX5060Ti(8GB) | RTX5070Ti(16GB) | RTX5090(32GB) |
ハイエンド構成は、商用レベルの大規模プロジェクトや、複数のプロジェクトを同時に開いて作業する場合に適しています。
個人開発やインディーゲーム制作なら、推奨スペックで十分に対応できるでしょう。
最新グラフィックボード(VGA)性能一覧
| GPU型番 | VRAM | 3DMarkスコア TimeSpy |
3DMarkスコア FireStrike |
TGP | 公式 URL |
価格com URL |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GeForce RTX 5090 | 32GB | 48918 | 101223 | 575W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5080 | 16GB | 32301 | 77528 | 360W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9070 XT | 16GB | 30293 | 66294 | 304W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7900 XTX | 24GB | 30216 | 72913 | 355W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5070 Ti | 16GB | 27290 | 68448 | 300W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9070 | 16GB | 26630 | 59818 | 220W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5070 | 12GB | 22052 | 56404 | 250W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7800 XT | 16GB | 20012 | 50130 | 263W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9060 XT 16GB | 16GB | 16638 | 39097 | 145W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 Ti 16GB | 16GB | 16069 | 37933 | 180W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 Ti 8GB | 8GB | 15930 | 37712 | 180W | 公式 | 価格 |
| Arc B580 | 12GB | 14707 | 34676 | 190W | 公式 | 価格 |
| Arc B570 | 10GB | 13807 | 30644 | 150W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 | 8GB | 13264 | 32135 | 145W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7600 | 8GB | 10872 | 31521 | 165W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 4060 | 8GB | 10701 | 28386 | 115W | 公式 | 価格 |
外付けストレージとクラウドストレージの活用


バックアップ戦略の構築
Unreal Engineのプロジェクトは、数ヶ月から数年かけて制作する貴重な資産。
必ず複数のバックアップを用意し、データ損失のリスクを最小限に抑えること。
これは絶対に避けたいですよね。
外付けSSDを使用したローカルバックアップと、クラウドストレージを使用したオフサイトバックアップを組み合わせる3-2-1ルールが理想的。
3つのコピーを、2種類の異なるメディアに、1つはオフサイトに保管するという原則です。
私は週に一度、プロジェクト全体を外付けSSDにバックアップし、月に一度はクラウドストレージにもアップロードしています。
この習慣のおかげで、過去に一度SSDが故障した際も、前日のバックアップから復旧でき、作業の損失を最小限に抑えられました。
外付けSSDの選び方
バックアップ用の外付けSSDは、USB 3.2 Gen2接続で1,000MB/s前後の転送速度が得られる製品を選びましょう。
2TBのプロジェクトをバックアップする場合、この速度なら30分程度で完了します。
容量は、作業用ドライブと同等以上を確保。
2TBのプロジェクトドライブなら、外付けSSDも2TB以上が必要です。
複数世代のバックアップを保持したい場合は、4TB以上の容量があると安心。
むしろ転送速度と容量、価格のバランスを重視して選ぶ方が実用的です。
クラウドストレージの活用法
火災や盗難などの物理的なリスクからもデータを保護できます。
ただし、Unreal Engineのプロジェクトは大容量なため、アップロードに時間がかかる点に注意。
Google DriveやDropbox、OneDriveなどの一般的なクラウドストレージサービスでは、2TBプランで月額1,000円前後。
プロジェクト全体をアップロードするには、光回線でも数時間から一晩かかることも。
ソースコードやブループリント、設定ファイルなどは容量が小さく、再現性が高い重要データ。
一方、ビルドデータやキャッシュは再生成可能なので、クラウドバックアップの対象から除外できます。
実際のプロジェクトサイズの事例


小規模プロジェクトの容量
内訳は、エンジン本体が約100GB、プロジェクトファイルが約50GB、ビルドデータとキャッシュが約30GB。
テクスチャは主に2K解像度を使用し、モデルも比較的ローポリゴン。
それでも合計180GBという容量になりました。
複数のプロジェクトを並行する場合は、さらに容量が必要になります。
中規模プロジェクトの容量
チーム3人での開発で、Unreal Engine 5のNaniteとLumenを活用したフォトリアルなビジュアル。
テクスチャは4K解像度が中心で、一部8Kも使用。
モデルデータはNanite対応の高精細メッシュで、単体で数十MBから100MB超のものも。
この規模になると、2TBのSSDでも余裕があるとは言えません。
開発途中で何度もキャッシュのクリアや不要ファイルの削除を行い、容量を確保する作業が発生。
最初から4TBのSSDを用意しておけば、こうした手間は不要だったでしょう。
大規模プロジェクトの容量
広大なマップデータ、大量のキャラクターモデル、高品質なムービーシーンなど、あらゆる要素が容量を圧迫します。
特にオープンワールドゲームでは、地形データやランドスケープテクスチャが膨大。
これに建物や植生、小物などのアセットが加わり、プロジェクト全体で2TBを超える。
さらに、チーム開発ではバージョン管理システムのローカルキャッシュも大容量になるため、6TB〜8TBの構成も検討する価値があります。
ストレージ容量不足への対処法


定期的なプロジェクトクリーンアップ
ストレージ容量が逼迫してきたら、まずプロジェクトのクリーンアップを実行しましょう。
Unreal Engineには、不要なファイルを削除する機能が用意されています。
「Intermediate」フォルダと「Saved」フォルダは、安全に削除できるキャッシュデータ。
これらを削除しても、次回のプロジェクト起動時に自動的に再生成されます。
大規模プロジェクトでは、これだけで数十GBの空き容量を確保できることも。
未使用のアセットも容量を圧迫する要因。
ただし、将来使用する予定のアセットまで削除しないよう、慎重に判断すること。
アセットの圧縮と最適化
テクスチャの圧縮設定を見直すことで、品質を維持しながら容量を削減できます。
Unreal Engineは、DXT圧縮やBC7圧縮など、複数の圧縮形式に対応。
用途に応じて最適な圧縮形式を選択しましょう。
モデルデータも、不要な高精細メッシュは簡略化できます。
Naniteを使用していない場合は、LODを適切に設定して、遠景用の低ポリゴンモデルを用意。
これにより、メモリ使用量だけでなく、ストレージ容量も削減できます。
ボイスやSEなど、重要な音声だけ高品質を維持する方針が効率的です。
ストレージの増設と交換
クリーンアップや最適化でも容量不足が解消しない場合は、ストレージの増設や交換を検討しましょう。
BTOパソコンなら、空きのM.2スロットがあれば、追加のSSDを増設できます。
増設時は、メーカー保証が維持されるかどうかを確認すること。
一部のBTOメーカーでは、ユーザーによる増設を認めていない場合も。
既存のSSDを大容量モデルに交換する場合は、データの移行作業が必要。
万が一の失敗に備えて、必ず完全なバックアップを取ってから交換作業を行いましょう。
結論:Unreal Engineに最適なストレージ構成


用途別の推奨構成まとめ
個人開発や学習用途なら2TB、インディーゲーム開発なら2TB〜4TB、商用ゲーム開発なら4TB以上が現実的なライン。
システムドライブとプロジェクトドライブを分離し、両方ともGen.4 SSDで構成するのが、コストパフォーマンスと性能のバランスが取れた選択。
メモリは最低32GB、推奨64GBを搭載し、スワップの発生を抑えること。
グラフィックボードはRTX5070Ti以上を選び、VRAM不足によるストレージアクセスの増加を防ぐ。
これらの要素が組み合わさって、快適なUnreal Engine開発環境が実現します。
BTOパソコン購入時のチェックポイント
BTOパソコンでUnreal Engine用のPCを構成する際は、以下のポイントを確認しましょう。
- ストレージはWD、Crucial、キオクシアなど信頼性の高いメーカー製を選択できるか
- デュアルSSD構成が可能か、または後から増設できるか
- メモリは32GB以上、できれば64GBを搭載できるか
- グラフィックボードはRTX5070Ti以上を選択できるか
- 保証期間と保証内容は十分か
これらの条件を満たすBTOパソコンなら、Unreal Engineでのゲーム制作を快適に進められます。
初期投資は高くなりますが、長期的に見れば、ストレージ不足やパフォーマンス不足に悩まされることなく、開発に集中できる環境が手に入るわけです。
長期的な視点での投資
ストレージ容量は、後から増やすことも可能ですが、最初から余裕を持った構成にしておく方が、結果的に時間とコストを節約できます。
容量不足に陥ってから増設や交換を行うのは、データ移行の手間やダウンタイムが発生し、開発スケジュールに影響を与えかねません。
Unreal Engineのゲーム制作PCでは、ストレージに十分な予算を割くことが、長期的な生産性向上につながります。
2TBと4TBの価格差は1万円から2万円程度ですが、この差額で得られる容量の余裕は、数年間の開発期間を通じて大きな価値を生み出す。
容量不足に悩まされることなく、自由にアイデアを形にできる環境こそが、優れたゲームを生み出す土台になるのです。
よくある質問


Unreal Engineのインストールだけで何GB必要ですか?
複数のバージョンをインストールする場合は、バージョンごとに100GB前後を消費するため、2つのバージョンなら200GB、3つなら300GBという計算になります。
エンジン本体だけでこれだけの容量を使用するため、プロジェクトファイルやアセットを含めると、最低でも500GB以上のストレージが必要になるわけです。
Gen.4とGen.5 SSDで体感速度は変わりますか?
1TBのSSDで足りますか?
個人の学習用途や小規模プロジェクトなら、1TBでも対応できる場合があります。
しかし、Unreal Engine本体で100GB、プロジェクトファイルで数百GB、ビルドデータやキャッシュで数十GBを消費するため、1TBでは余裕がありません。
複数のプロジェクトを並行したり、過去のプロジェクトを保持したりする場合は、すぐに容量不足に陥ります。
実用的には2TB以上を推奨します。
バックアップはどのくらいの頻度で取るべきですか?
プロジェクトの重要度と作業頻度によりますが、最低でも週に一度はバックアップを取ることをおすすめします。
HDDをプロジェクトドライブとして使用できますか?
技術的には可能ですが、推奨しません。
HDDの読み書き速度は、SSDの10分の1以下。
Unreal Engineは頻繁にアセットの読み込みやシェーダーのコンパイルを行うため、HDDでは待ち時間が長くなり、作業効率が著しく低下します。
HDDは、完成したプロジェクトのアーカイブ用や、バックアップ用として使用するのが適切。
ストレージメーカーはどこを選べばいいですか?
WD、Crucial、キオクシアの3社が、信頼性と性能のバランスに優れています。
これらのメーカーは5年保証を提供していることが多く、万が一の故障時にも安心。
無名メーカーの安価なSSDは、保証期間が短かったり、突然の故障リスクが高かったりするため、大切なプロジェクトデータを預けるには不安が残ります。

