BTOで買うべき イラストレーター向けPCカスタマイズ術

目次

イラスト制作に最適なBTOパソコンの選び方

イラスト制作に最適なBTOパソコンの選び方

イラストレーター向けPCに求められる性能とは

イラスト制作用のPCには、グラフィック処理能力と快適な作業環境の両立が求められます。

CLIP STUDIO PAINTやAdobe Illustrator、Photoshopといったソフトウェアを快適に動かすには、CPUの演算性能とメモリ容量、そしてGPUの描画性能が重要になってきます。

特に高解像度のキャンバスで多数のレイヤーを扱う場合、メモリ不足は致命的な作業効率の低下を招いてしまいますよね。

BTOパソコンなら、イラスト制作に特化したカスタマイズが可能です。

完成品のパソコンでは過剰なゲーミング性能に予算を割かれたり、逆に必要な部分が不足していたりする場合もありますが、BTOなら自分の制作スタイルに合わせた最適な構成を実現できます。

イラスト制作で重視すべきパーツの優先順位

イラスト制作において最も重要なのはCPUとメモリ、そしてストレージの速度です。

グラフィックボードも重要ですが、3Dモデリングや動画編集をメインにしない限り、最上位モデルは必要ありません。

CPUは複雑なフィルタ処理やブラシの演算に直結し、メモリは大きなキャンバスサイズと多数のレイヤーを扱う際の快適性を左右します。

ストレージの速度は、大容量のファイルを開く際の待ち時間や、自動保存の頻度に影響を与えることが分かっています。

CPUの選び方とカスタマイズ戦略

CPUの選び方とカスタマイズ戦略

IntelとAMD、どちらを選ぶべきか

イラスト制作用途では、AMD Ryzen 7 9700XまたはIntel Core Ultra 7 265Kが最適解となります。

この2つのCPUは、マルチスレッド性能とシングルスレッド性能のバランスが優れており、イラストソフトの多様な処理に対応できるからです。

AMD Ryzen 7 9700Xは、Zen5アーキテクチャの恩恵を受けて、フィルタ処理やエフェクト適用時の演算速度が向上しています。

TSMC 4nm製造プロセスにより発熱も抑えられており、長時間の作業でも安定した性能を維持できます。

DDR5-5600メモリに対応し、大容量データの処理もスムーズ。

一方、Intel Core Ultra 7 265Kは、Lion CoveとSkymontのハイブリッドアーキテクチャにより、バックグラウンドでの処理と前面作業を効率的に分担します。

NPUを統合しているため、今後のイラストソフトがAI機能を強化した際にも対応できる将来性があります。

Thunderbolt 4を内蔵しているため、外部ディスプレイや高速ストレージとの接続も快適です。

最新CPU性能一覧


型番 コア数 スレッド数 定格クロック 最大クロック Cineスコア
Multi
Cineスコア
Single
公式
URL
価格com
URL
Core Ultra 9 285K 24 24 3.20GHz 5.70GHz 43264 2449 公式 価格
Ryzen 9 9950X 16 32 4.30GHz 5.70GHz 43016 2254 公式 価格
Ryzen 9 9950X3D 16 32 4.30GHz 5.70GHz 42043 2245 公式 価格
Core i9-14900K 24 32 3.20GHz 6.00GHz 41333 2343 公式 価格
Ryzen 9 7950X 16 32 4.50GHz 5.70GHz 38788 2064 公式 価格
Ryzen 9 7950X3D 16 32 4.20GHz 5.70GHz 38712 2036 公式 価格
Core Ultra 7 265K 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37471 2341 公式 価格
Core Ultra 7 265KF 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37471 2341 公式 価格
Core Ultra 9 285 24 24 2.50GHz 5.60GHz 35834 2183 公式 価格
Core i7-14700K 20 28 3.40GHz 5.60GHz 35692 2220 公式 価格
Core i9-14900 24 32 2.00GHz 5.80GHz 33934 2194 公式 価格
Ryzen 9 9900X 12 24 4.40GHz 5.60GHz 33072 2223 公式 価格
Core i7-14700 20 28 2.10GHz 5.40GHz 32702 2088 公式 価格
Ryzen 9 9900X3D 12 24 4.40GHz 5.50GHz 32591 2179 公式 価格
Ryzen 9 7900X 12 24 4.70GHz 5.60GHz 29405 2027 公式 価格
Core Ultra 7 265 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28688 2142 公式 価格
Core Ultra 7 265F 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28688 2142 公式 価格
Core Ultra 5 245K 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25581 0 公式 価格
Core Ultra 5 245KF 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25581 2161 公式 価格
Ryzen 7 9700X 8 16 3.80GHz 5.50GHz 23205 2198 公式 価格
Ryzen 7 9800X3D 8 16 4.70GHz 5.40GHz 23193 2078 公式 価格
Core Ultra 5 235 14 14 3.40GHz 5.00GHz 20963 1847 公式 価格
Ryzen 7 7700 8 16 3.80GHz 5.30GHz 19606 1925 公式 価格
Ryzen 7 7800X3D 8 16 4.50GHz 5.40GHz 17822 1804 公式 価格
Core i5-14400 10 16 2.50GHz 4.70GHz 16128 1766 公式 価格
Ryzen 5 7600X 6 12 4.70GHz 5.30GHz 15367 1969 公式 価格

ハイエンドCPUは本当に必要か

「最上位のCPUを選んでおけば安心」と考える方もいるのではないでしょうか。

しかし、イラスト制作においてRyzen 9 9950X3DやCore Ultra 9 285Kといったハイエンドモデルを選ぶ必要はほとんどないでしょう。

これらのCPUが真価を発揮するのは、3Dレンダリングや動画エンコード、大規模なシミュレーション処理といった、全コアをフル稼働させる場面です。

イラスト制作では、ブラシストロークの描画やフィルタ適用といった処理が中心となり、これらは主にシングルスレッド性能とメモリ帯域に依存します。

Ryzen 7 9700XやCore Ultra 7 265Kでも、4K解像度で100レイヤー以上を扱うような重い作業を快適にこなせます。

価格差を考えると、ハイエンドCPUに投資するよりも、メモリやストレージの容量を増やした方が実作業での快適性は向上するのです。

コストパフォーマンスを重視するなら

予算を抑えつつ快適なイラスト制作環境を構築したい場合、Ryzen 5 9600やCore Ultra 5 235Fも選択肢に入ります。

ただし、これらのCPUは6コア構成となるため、複数のアプリケーションを同時に起動したり、配信しながら作業したりする場合には力不足を感じる可能性があります。

純粋にイラスト制作のみに集中し、他の作業を並行しないのであれば充分な性能を持っていますが、将来的な用途の拡大を考えると、やはりRyzen 7 9700XかCore Ultra 7 265Kを選んだ方が長く使えます。

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN SR-ar7-8060A/S7

パソコンショップSEVEN SR-ar7-8060A/S7

パワーと効率を兼ね備えたプロフェッショナル仕様のPC、創造性を刺激するミドルグレードモデル
Ryzen7が織り成すパフォーマンス、16GBメモリと1TB SSDが語るバランスの妙
コンパクトながら洗練されたマイクロタワーケース、空間に溶け込むデザイン
熱き心臓、「Ryzen7 7700」がもたらす圧倒的な処理速度に注目

【SR-ar7-8060A/S7 スペック】
CPUAMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN SR-ar7-8060A/S7

パソコンショップSEVEN ZEFT R60GS

パソコンショップSEVEN ZEFT R60GS
【ZEFT R60GS スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II White
マザーボードAMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60GS

パソコンショップSEVEN ZEFT R60TJ

パソコンショップSEVEN ZEFT R60TJ
【ZEFT R60TJ スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 9070XT (VRAM:16GB)
メモリ64GB DDR5 (32GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースFractal Design Pop XL Air RGB TG
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット MSI製 PRO B850M-A WIFI
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60TJ

パソコンショップSEVEN ZEFT R60YA

パソコンショップSEVEN ZEFT R60YA
【ZEFT R60YA スペック】
CPUAMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60YA

パソコンショップSEVEN ZEFT R61P

パソコンショップSEVEN ZEFT R61P
【ZEFT R61P スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 9070 (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースCoolerMaster HAF 700 EVO 特別仕様
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R61P

メモリ容量の最適解

メモリ容量の最適解

イラスト制作に必要なメモリ容量

イラスト制作用PCには最低32GB、できれば64GBのメモリを搭載すべきです。

16GBでは明らかに不足します。

CLIP STUDIO PAINTで4K解像度のキャンバスに50レイヤー程度を配置しただけで、メモリ使用量は10GBを超えてしまいますよね。

これにOSやバックグラウンドアプリの使用量を加えると、16GBではスワップが発生し、作業効率が著しく低下します。

32GBあれば、一般的なイラスト制作は快適に行えます。

複数のイラストファイルを同時に開いたり、参考資料をブラウザで大量に表示したりしても、メモリ不足に悩まされることはありません。

Adobe Photoshopで大判印刷用の高解像度データを扱う場合や、3Dモデルを参照しながら作業する場合には、64GBあると安心です。

DDR5メモリの選択とカスタマイズ

現行のCPUはすべてDDR5メモリに対応しており、BTOパソコンでもDDR5-5600が標準となっています。

メモリメーカーはMicron(Crucial)、GSkill、Samsungが人気ですが、BTOパソコンでメーカーを選べるショップは限られています。

メーカー指定ができるBTOショップを選ぶと、品質の高いメモリを搭載できて安心です。

メモリ容量のカスタマイズでは、32GBを基本とし、予算に余裕があれば64GBにアップグレードするのが賢明な選択といえます。

128GBは3DCGや動画編集をメインにしない限り過剰な投資になりますし、16GBは明らかに不足するため、32GBか64GBの二択で考えましょう。

デュアルチャネル構成の重要性

メモリはデュアルチャネル構成で動作させることが、イラスト制作の快適性を左右する重要なポイントです。

32GBを搭載する場合、16GB×2枚の構成にすることで、メモリ帯域が2倍になり、大容量データの読み書き速度が向上します。

BTOパソコンでは通常デュアルチャネル構成が標準ですが、カスタマイズ画面で確認しておくと確実です。


グラフィックボードの選定基準

グラフィックボードの選定基準

イラスト制作にGPUは必要か

イラスト制作においてグラフィックボードは、描画の快適性とプレビュー速度に影響を与えます。

最近のイラストソフトはGPUアクセラレーションに対応しており、キャンバスの回転や拡大縮小、フィルタのリアルタイムプレビューなどがスムーズになります。

ただし、ゲーミングPCのような高性能GPUは不要で、ミドルレンジのモデルで充分な性能を発揮します。

イラスト制作用途ではGeForce RTX 5060TiまたはRadeon RX 9060XTが最適です。

これらのGPUは、CLIP STUDIO PAINTやPhotoshopのGPU支援機能を快適に動作させるのに充分な性能を持ちながら、価格も抑えられています。

RTX 5060Tiは、DLSS 4やニューラルシェーダに対応しており、今後のイラストソフトがAI機能を強化した際にも対応できる将来性があります。

ミドルレンジとハイエンドの性能差

GeForce RTX 5070やRTX 5070Tiといった上位モデルを選ぶ必要があるのは、3Dモデリングを本格的に行う場合や、Live2Dでの動作確認を頻繁に行う場合です。

純粋な2Dイラスト制作では、RTX 5060TiとRTX 5070の体感差はほとんどありません。

価格差を考えると、RTX 5060Tiで充分な性能を確保し、その分の予算をメモリやストレージに回した方が、総合的な作業効率は向上します。

Radeon RX 9060XTは、FSR 4による機械学習ベースのアップスケーリングに対応しており、将来的にイラストソフトがこの技術を採用した場合に恩恵を受けられます。

ただし、現時点ではAdobe製品のGPU最適化がGeForce寄りになっているため、Photoshopをメインに使用する場合はGeForce RTX 5060Tiの方が安定した動作が期待できます。

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT Z54FD

パソコンショップSEVEN ZEFT Z54FD
【ZEFT Z54FD スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 9070XT (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
CPUクーラー水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 360 Core II White
マザーボードintel Z890 チップセット ASRock製 Z890 Steel Legend WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z54FD

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56BA

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56BA
【ZEFT Z56BA スペック】
CPUIntel Core i5 14400F 10コア/16スレッド 4.70GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P10 FLUX
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56BA

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IM

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IM
【ZEFT Z55IM スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265F 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5050 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IM

パソコンショップSEVEN ZEFT Z58V

パソコンショップSEVEN ZEFT Z58V
【ZEFT Z58V スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265F 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5000Gbps/3900Gbps KIOXIA製)
ケースLianLi A3-mATX-WD Black
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z58V

パソコンショップSEVEN ZEFT Z54D

パソコンショップSEVEN ZEFT Z54D
【ZEFT Z54D スペック】
CPUIntel Core Ultra5 245KF 14コア/14スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake Versa H26
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z54D

統合GPUという選択肢

「グラフィックボードは本当に必要なのか」と疑問に思った方もいるかもしれませんが、CPUの統合GPUでもイラスト制作は可能です。

Ryzen 9000シリーズはRDNA 2統合GPUを搭載しており、軽めのイラスト作業なら対応できます。

ただし、高解像度キャンバスでの作業や、複雑なフィルタ処理を頻繁に使用する場合は、やはり専用のグラフィックボードを搭載した方が快適性は段違いに向上します。

BTOパソコンでグラフィックボードを省略すると、初期費用は抑えられますが、後から追加する手間とコストを考えると、最初からRTX 5060TiかRX 9060XTを搭載しておくのが賢明です。

ストレージ構成の最適化

ストレージ構成の最適化

システムドライブの容量と速度

イラスト制作用PCのストレージは、システム用に1TBのPCIe Gen.4 SSD、作品保存用に2TBのPCIe Gen.4 SSDを搭載する2ドライブ構成が理想的です。

システムドライブには、OSとアプリケーション、作業中のファイルを配置し、作品保存用ドライブには完成したイラストやバックアップを保存します。

この構成により、システムの動作速度を維持しながら、大量の作品データを安全に管理できます。

PCIe Gen.5 SSDは最大14,000MB/s超の読込速度を実現していますが、発熱が非常に高く、大型ヒートシンクやアクティブ冷却が必要になります。

価格も高いため、コストパフォーマンスを考えるとPCIe Gen.4 SSDが現実的な選択です。

Gen.4 SSDでも7,000MB/s程度の速度が出るため、大容量のイラストファイルを開く際の待ち時間は充分に短縮されます。

SSDメーカーの選び方

BTOパソコンでSSDをカスタマイズする際は、メーカーを選べるショップを利用するのがおすすめです。

WD(WESTERN DIGITAL)、Crucial、キオクシアといった信頼性の高いメーカーのSSDを選ぶことで、長期間の使用でも安定した性能を維持できます。

特にWDのWD_BLACK SN850XシリーズやCrucialのT700シリーズは、イラスト制作のような大容量ファイルの読み書きが頻繁に発生する用途に適しています。

容量については、システムドライブは1TB、データドライブは2TBを基本とし、予算に余裕があればデータドライブを4TBにアップグレードすると、長期的な作品管理が楽になります。

HDDは読み書き速度が遅く、イラスト制作の快適性を損なうため、現在では選択する理由がありません。

バックアップ戦略とストレージ構成

イラストレーターにとって作品データは財産です。

ストレージ障害によるデータ損失は絶対に避けたいですよね。

BTOパソコンでは、内蔵ストレージとは別に、外付けSSDやNASを用意してバックアップ体制を整えることが重要です。

作業中のファイルは自動保存機能を活用し、完成した作品は定期的に外部ストレージにコピーする習慣をつけましょう。

クラウドストレージも有効なバックアップ手段ですが、大容量のイラストファイルをアップロードするには時間がかかります。

ローカルの外付けSSDと併用することで、迅速なバックアップと遠隔地保管の両立が可能になります。

冷却システムとケースの選択

冷却システムとケースの選択

空冷と水冷、どちらを選ぶべきか

イラスト制作用PCでは、空冷CPUクーラーで充分な冷却性能が得られます

Core Ultra 200シリーズやRyzen 9000シリーズは、旧世代と比較して発熱が抑えられており、高性能な空冷クーラーであれば長時間の作業でも安定した温度を維持できます。

DEEPCOOLやサイズ、Noctuaといったメーカーの空冷クーラーは、静音性と冷却性能のバランスが優れており、作業に集中できる環境を提供します。

水冷CPUクーラーは冷却性能が高く、見た目もスタイリッシュですが、メンテナンスの手間やポンプの動作音、液漏れのリスクを考えると、イラスト制作用途では過剰な投資になる場合もあります。

ただし、静音性を極限まで追求したい場合や、ケース内のエアフローを最適化したい場合には、DEEPCOOLやCorsair、NZXTの水冷クーラーも選択肢に入ります。


パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN EFFA G09G

パソコンショップSEVEN EFFA G09G
【EFFA G09G スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
SSD SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ブラック
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN EFFA G09G

パソコンショップSEVEN ZEFT R60GF

パソコンショップSEVEN ZEFT R60GF
【ZEFT R60GF スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5080 (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット GIGABYTE製 B850 AORUS ELITE WIFI7
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Pro
パソコンショップSEVEN ZEFT R60GF

パソコンショップSEVEN ZEFT R62E

パソコンショップSEVEN ZEFT R62E
【ZEFT R62E スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 9070XT (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースNZXT H6 Flow White
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R62E

パソコンショップSEVEN ZEFT R60YN

パソコンショップSEVEN ZEFT R60YN
【ZEFT R60YN スペック】
CPUAMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60YN

パソコンショップSEVEN ZEFT R60CK

パソコンショップSEVEN ZEFT R60CK
【ZEFT R60CK スペック】
CPUAMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ブラック
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60CK

ケースデザインと作業環境

PCケースは、単なるパーツの収納箱ではなく、作業環境の一部です。

イラストレーターの作業スペースは、創造性を刺激する空間であるべきで、PCケースのデザインもその一要素となります。

2面または3面が強化ガラス製のピラーレスケースは、内部の美しいパーツ配置を楽しめるだけでなく、メンテナンス性も優れています。

NZXTやLian Li、Antecのピラーレスケースは、デザイン性と機能性を両立しています。

最近では、木製パネルやフロントパネルに高級木材を使用したケースの人気が上昇中です。

Fractal DesignやCorsair、Lian Liの木製パネルケースは、落ち着いた雰囲気を演出し、イラスト制作という創作活動にふさわしい空間を作り出します。

RGBライティングが派手すぎると感じる方には、こうした自然素材を使ったケースがおすすめです。

エアフローと静音性の両立

イラスト制作では、長時間の作業が当たり前になっています。

そのため、PCの動作音は作業の集中力に直結します。

エアフローに優れたケースを選ぶことで、ファンの回転数を抑えながら充分な冷却性能を確保できます。

DEEPCOOLやCOOLER MASTER、Thermaltakeのスタンダードなケースは、フロントとリアに大型ファンを配置し、効率的な空気の流れを実現しています。

ケースファンの数と配置も重要です。

フロントに吸気ファンを2基、リアに排気ファンを1基配置する構成が基本となり、この構成で正圧を維持することでケース内のホコリの侵入を抑えられます。

BTOパソコンでケースファンのカスタマイズができる場合は、静音性の高いファンに変更するのも効果的です。

ディスプレイとの接続環境

ディスプレイとの接続環境

色再現性を重視した出力環境

イラストレーターにとって、正確な色表現は作品の品質を左右する重要な要素です。

グラフィックボードの出力端子は、DisplayPort 2.1bやHDMI 2.1bに対応しており、4K解像度でも高リフレッシュレートでの表示が可能になっています。

ただし、イラスト制作ではリフレッシュレートよりも色域と色精度が重要で、Adobe RGBやDCI-P3をカバーするディスプレイとの組み合わせが理想的です。

GeForce RTX 50シリーズは、DisplayPort 2.1bに対応しており、10bit色深度での出力が可能です。

これにより、グラデーションの滑らかさや微妙な色の違いを正確に表現できます。

複数のディスプレイを接続する場合も、最新のグラフィックボードなら充分な出力端子を備えています。

マルチディスプレイ環境の構築

イラスト制作では、メインディスプレイに作品を表示し、サブディスプレイに参考資料やツールパレットを配置するマルチディスプレイ環境が効率的です。

BTOパソコンで選択するグラフィックボードは、複数の出力端子を備えているため、2台から3台のディスプレイを同時に接続できます。

RTX 5060TiやRX 9060XTでも、4K解像度のディスプレイを2台接続して快適に作業できる性能があります。

ディスプレイの配置は、メインを正面に、サブを左右または上部に配置するのが一般的です。

首や目の疲労を軽減するため、ディスプレイの高さと角度を調整できるモニターアームの使用もおすすめです。

電源ユニットの選定

電源ユニットの選定

必要な電源容量の計算

イラスト制作用PCの電源容量は、搭載するパーツの消費電力から算出します。

Ryzen 7 9700XとRTX 5060Tiの組み合わせでは、CPU最大消費電力が約105W、GPU最大消費電力が約200W、その他のパーツで約100Wとなり、合計約405Wです。

電源ユニットは最大負荷の1.5倍から2倍の容量を選ぶのが安全なため、650Wから750Wの電源ユニットが適切です。

電源ユニットの効率を示す80 PLUS認証では、Bronze、Silver、Gold、Platinum、Titaniumのグレードがあります。

イラスト制作用PCでは、長時間の稼働が前提となるため、効率の高いGold以上のグレードを選ぶと、電気代の節約と発熱の抑制につながります。

電源の品質と安定性

電源ユニットは、PCの安定動作を支える重要なパーツです。

品質の低い電源を使用すると、電圧の変動によりシステムが不安定になったり、最悪の場合は他のパーツを破損させたりする可能性があります。

BTOパソコンでは、信頼性の高いメーカーの電源を選択できるショップを利用しましょう。

CorsairやSeasonic、Antecといったメーカーの電源は、長期間の使用でも安定した性能を維持します。

電源ユニットの保証期間も重要な選択基準です。

5年から10年の長期保証がついている製品は、メーカーが品質に自信を持っている証拠といえます。

BTOショップの選び方

BTOショップの選び方

カスタマイズの自由度で選ぶ

BTOパソコンショップによって、カスタマイズできる項目や選択できるパーツのメーカーが異なります。

イラスト制作用PCを構築する際は、メモリ容量、ストレージメーカー、CPUクーラー、ケースを自由に選べるショップが理想的です。

特にメモリとストレージは、メーカーによって性能と信頼性に差があるため、選択肢が豊富なショップを利用すると安心です。

一部のBTOショップでは、グラフィックボードのメーカーまで指定できる場合があります。

ASUSやMSI、GIGABYTEといった大手メーカーのグラフィックボードは、冷却性能や静音性が優れており、長期使用でも安定した動作が期待できます。

サポート体制と保証内容

BTOパソコンは、購入後のサポートも重要な選択基準です。

初期不良への対応や、パーツ交換が必要になった際の対応速度、電話やメールでの技術サポートの質など、ショップによって大きな差があります。

イラストレーターにとって、PCのトラブルは仕事の停止を意味するため、迅速なサポートが受けられるショップを選ぶべきです。

保証期間は、標準で1年から3年が一般的ですが、有償で延長保証を追加できるショップもあります。

長期間同じPCを使用する予定なら、延長保証の加入も検討する価値があります。

オンサイト保守サービスを提供しているショップなら、トラブル時に技術者が自宅まで来て修理してくれるため、さらに安心です。

納期と価格のバランス

BTOパソコンの納期は、ショップやカスタマイズ内容によって異なります。

在庫があるパーツで構成すれば、数日から1週間程度で出荷されますが、特殊なカスタマイズを依頼すると2週間以上かかる場合もあります。

急ぎでPCが必要な場合は、納期を確認してから注文しましょう。

価格については、同じ構成でもショップによって数万円の差が出ることがあります。

ただし、安さだけで選ぶのは危険です。

使用されているパーツのメーカーや品質、保証内容、サポート体制を総合的に判断し、コストパフォーマンスの高いショップを選ぶことが重要です。

実際の構成例とカスタマイズ

実際の構成例とカスタマイズ

スタンダード構成:快適なイラスト制作環境

予算20万円から25万円程度で構築できる、イラスト制作に最適なスタンダード構成を紹介します。

この構成なら、CLIP STUDIO PAINTやPhotoshopを快適に使用でき、4K解像度のキャンバスでも作業効率を損ないません。

パーツ 選択モデル 理由
CPU AMD Ryzen 7 9700X マルチスレッド性能とシングルスレッド性能のバランスが優れており、イラストソフトの多様な処理に対応できる。
発熱も抑えられており、静音性も確保できる。
メモリ DDR5-5600 32GB(16GB×2) 高解像度キャンバスと多数のレイヤーを扱うのに充分な容量。
デュアルチャネル構成でメモリ帯域を最大化。
GPU GeForce RTX 5060Ti イラストソフトのGPU支援機能を快適に動作させる性能を持ちながら、価格も抑えられている。
DLSS 4対応で将来性もある。
ストレージ PCIe Gen.4 SSD 1TB(システム)+ 2TB(データ) システムの動作速度を維持しながら、大量の作品データを安全に管理できる2ドライブ構成。
CPUクーラー DEEPCOOL製空冷クーラー 静音性と冷却性能のバランスが優れており、長時間の作業でも安定した温度を維持。
電源 750W 80 PLUS Gold 充分な容量と高効率で、長時間稼働でも電気代を抑えられる。
ケース NZXT製ピラーレスケース デザイン性と機能性を両立し、作業環境の一部として空間を演出。

この構成なら、一般的なイラスト制作はもちろん、Live2Dでの動作確認や軽めの動画編集にも対応できます。

ハイエンド構成:プロフェッショナルな制作環境

予算35万円から40万円程度で構築できる、プロフェッショナル向けのハイエンド構成です。

大判印刷用の超高解像度データや、3Dモデルを参照しながらの作業、複数のプロジェクトを同時進行する場合に最適です。

パーツ 選択モデル 理由
CPU AMD Ryzen 9 9950X3D 3D V-Cache搭載により、大容量データの処理速度が向上。
複数のアプリケーションを同時起動しても快適。
メモリ DDR5-5600 64GB(32GB×2) 超高解像度データや多数のレイヤーを扱っても余裕のある容量。
複数のプロジェクトを同時に開いても快適。
GPU GeForce RTX 5070 3Dモデリングやリアルタイムレンダリングにも対応できる性能。
AI機能の強化にも充分対応。
ストレージ PCIe Gen.4 SSD 2TB(システム)+ 4TB(データ) 長期的な作品管理が楽になる大容量構成。
システムドライブも余裕を持たせることで、キャッシュファイルの肥大化にも対応。
CPUクーラー Corsair製簡易水冷クーラー(360mm) ハイエンドCPUの発熱を効率的に処理し、静音性も確保。
電源 850W 80 PLUS Platinum 高効率で発熱を抑え、将来的なパーツアップグレードにも対応できる容量。
ケース Fractal Design製木製パネルケース 高級感のあるデザインで、プロフェッショナルな作業空間を演出。
エアフローも優れている。

この構成なら、商業イラストの制作や、アニメーション制作、3DCGとの連携作業など、プロフェッショナルな要求にも応えられます。

コストパフォーマンス重視構成:予算を抑えた実用的な選択

予算15万円から18万円程度で構築できる、コストパフォーマンスを重視した構成です。

趣味でイラストを描く方や、これからイラストレーターを目指す方に適しています。

パーツ 選択モデル 理由
CPU Intel Core Ultra 5 235F 6コア構成ながら、イラスト制作に必要な性能は確保。
価格を抑えられる。
メモリ DDR5-5600 32GB(16GB×2) メモリ容量は妥協せず32GBを確保。
快適な作業環境の基本。
GPU Radeon RX 9060XT コストパフォーマンスに優れ、イラストソフトのGPU支援機能も快適に動作。
ストレージ PCIe Gen.4 SSD 1TB(システム+データ) 初期投資を抑え、必要に応じて後から増設する前提。
CPUクーラー サイズ製空冷クーラー 国内メーカーの信頼性と静音性を両立。
コストも抑えられる。
電源 650W 80 PLUS Bronze 必要な容量を確保しつつ、コストを抑えた選択。
ケース DEEPCOOL製スタンダードケース エアフローに優れ、機能性を重視した実用的なケース。

この構成でも、フルHDから4K解像度でのイラスト制作は充分に快適です。
将来的にメモリやストレージを増設することで、さらに快適な環境に拡張できます。

カスタマイズ時の注意点

カスタマイズ時の注意点

互換性の確認は必須

BTOパソコンでカスタマイズする際、パーツ同士の互換性は通常ショップ側で確認されていますが、特殊な組み合わせを選択する場合は注意が必要です。

特にCPUクーラーとケースの組み合わせでは、大型の空冷クーラーがケースに収まらない場合や、簡易水冷クーラーのラジエーターを取り付けるスペースがない場合があります。

カスタマイズ画面で警告が表示されないか確認しましょう。

メモリの動作クロックも、CPUとマザーボードの対応範囲内である必要があります。

DDR5-5600はRyzen 9000シリーズとCore Ultra 200シリーズの標準対応クロックなので問題ありませんが、より高クロックのメモリを選択する場合は、オーバークロック設定が必要になる可能性があります。

将来のアップグレードを見据える

BTOパソコンを購入する際は、将来的なパーツのアップグレードも考慮しましょう。

メモリスロットに空きがあれば、後からメモリを増設できますし、ストレージも追加のM.2スロットやSATAポートがあれば増設可能です。

電源容量も、将来的にグラフィックボードをアップグレードする可能性を考えて、少し余裕を持たせておくと安心です。

ケースのサイズも重要で、ミニタワーケースでは大型のグラフィックボードや複数のストレージを搭載できない場合があります。

ミドルタワー以上のケースを選んでおくと、将来的な拡張性が確保されます。

保証対象外になる行為

BTOパソコンの保証は、通常の使用範囲内でのトラブルに対して適用されます。

ユーザーが自分でパーツを交換したり、オーバークロック設定を行ったりした場合、保証対象外になる可能性があります。

保証期間中にパーツのアップグレードを行いたい場合は、ショップに相談してから実施しましょう。

また、BTOパソコンを分解して内部を清掃する際も、保証シールを剥がすと保証が無効になる場合があります。

保証内容と保証対象外になる行為を、購入前に確認しておくことが重要です。

イラスト制作ソフトウェアとの相性

イラスト制作ソフトウェアとの相性

CLIP STUDIO PAINTでの最適化

CLIP STUDIO PAINTは、日本のイラストレーターに最も人気のあるソフトウェアです。

このソフトは、CPUのマルチスレッド性能とGPUアクセラレーションの両方を活用しており、Ryzen 7 9700XやCore Ultra 7 265KとRTX 5060Tiの組み合わせで、非常に快適に動作します。

特に、ベクターレイヤーの処理やフィルタ適用時に、CPUの性能が直接体感速度に影響します。

メモリ容量は、キャンバスサイズとレイヤー数に比例して消費されます。

4K解像度で100レイヤーを超えるような複雑な作品を制作する場合、32GBでは不足する可能性があるため、64GBにアップグレードすると安心です。

自動保存の頻度を上げても、ストレージがPCIe Gen.4 SSDなら待ち時間を感じることはありません。

Adobe Photoshopでの最適化

Adobe Photoshopは、写真編集だけでなく、イラスト制作でも広く使用されています。

Photoshopは、GPUアクセラレーションを積極的に活用しており、特にフィルタギャラリーやニューラルフィルターでは、GPUの性能が処理速度に大きく影響します。

GeForce RTX 5060Tiなら、これらの機能を快適に使用できます。

Photoshopのメモリ使用量は、開いているドキュメントのサイズと数に依存します。

大判印刷用の高解像度データを扱う場合、メモリ不足はパフォーマンスの著しい低下を招くため、64GBのメモリを搭載しておくと安心です。

また、Photoshopのスクラッチディスクは、高速なSSDに設定することで、メモリ不足時のパフォーマンス低下を最小限に抑えられます。

Adobe Illustratorでの最適化

Adobe Illustratorは、ベクターグラフィックスを扱うソフトウェアで、複雑なパスやエフェクトを多用すると、CPUの演算性能が重要になります。

Ryzen 7 9700XやCore Ultra 7 265Kのシングルスレッド性能は、Illustratorのレスポンス速度に直結します。

特に、パスの変形やライブエフェクトのプレビューでは、CPUの性能が体感速度を左右します。

Illustratorは、Photoshopほどメモリを消費しませんが、複数のアートボードを持つ大規模なプロジェクトでは、32GBのメモリがあると快適です。

GPUアクセラレーションにも対応しており、RTX 5060Tiなら、ズームやパンの操作がスムーズに行えます。

周辺機器との連携

周辺機器との連携

ペンタブレットとの接続

イラスト制作には、ペンタブレットや液晶タブレットが欠かせません。

BTOパソコンでは、USB 3.2 Gen2やThunderbolt 4といった高速インターフェースを備えており、ペンタブレットとの接続も快適です。

特にCore Ultra 7 265Kは、Thunderbolt 4を内蔵しているため、Wacom Cintiq ProシリーズやHUION Kamvas Proシリーズといった高性能液晶タブレットを、単一のケーブルで接続できます。

ペンタブレットのドライバは、CPUリソースをある程度消費するため、マルチコアCPUの恩恵を受けられます。

Ryzen 7 9700XやCore Ultra 7 265Kなら、ペンタブレットのドライバが動作していても、イラストソフトのパフォーマンスに影響を与えません。

カラーマネジメントツールとの連携

プロフェッショナルなイラストレーターは、カラーマネジメントツールを使用して、ディスプレイの色を正確にキャリブレーションします。

X-Rite i1Display ProやDatacolor SpyderXといったキャリブレーターは、USB接続でPCと連携し、ディスプレイのカラープロファイルを作成します。

BTOパソコンのUSBポートは充分な数が用意されているため、ペンタブレットやキャリブレーター、外付けストレージなどを同時に接続しても問題ありません。

カラーマネジメントソフトウェアは、バックグラウンドで動作し、定期的にディスプレイの色を調整します。

メモリに余裕があれば、これらのソフトウェアが常駐していても、イラスト制作の快適性は損なわれません。

外部ストレージとのデータ転送

作品のバックアップや、クライアントへのデータ納品には、外部ストレージが必要です。

USB 3.2 Gen2やThunderbolt 4に対応した外付けSSDなら、大容量のイラストファイルも短時間で転送できます。

特にThunderbolt 4は、最大40Gbpsの転送速度を実現しており、数GBのファイルも数秒で転送可能です。

NASを使用したネットワークストレージも、作品管理に有効です。

ギガビットイーサネットや2.5ギガビットイーサネットに対応したマザーボードを選ぶことで、ネットワーク経由でも快適にファイルにアクセスできます。

よくある質問

よくある質問

イラスト制作にゲーミングPCは使えるか

ゲーミングPCは、高性能なCPUとGPUを搭載しているため、イラスト制作にも充分使用できます。

ただし、ゲーミングPCは高リフレッシュレートでのゲームプレイを重視しており、イラスト制作に必要な色再現性やメモリ容量が不足している場合があります。

BTOパソコンでイラスト制作用にカスタマイズする方が、無駄な投資を避けられます。

MacとWindowsどちらが良いか

イラスト制作では、MacとWindowsのどちらでも主要なソフトウェアが動作します。

ただし、BTOパソコンの選択肢や、カスタマイズの自由度はWindowsの方が圧倒的に高く、同じ予算でより高性能な構成を実現できます。

また、ペンタブレットのドライバやプラグインの対応も、Windowsの方が充実しています。

グラフィックボードは後から追加できるか

BTOパソコンでグラフィックボードを省略して購入した場合、後から追加することは可能です。

ただし、電源容量が不足していると、グラフィックボードを追加できない場合があります。

また、保証期間中にユーザーがパーツを追加すると、保証対象外になる可能性があるため、最初から搭載しておく方が安心です。

最新グラフィックボード(VGA)性能一覧


GPU型番 VRAM 3DMarkスコア
TimeSpy
3DMarkスコア
FireStrike
TGP 公式
URL
価格com
URL
GeForce RTX 5090 32GB 48918 101223 575W 公式 価格
GeForce RTX 5080 16GB 32301 77528 360W 公式 価格
Radeon RX 9070 XT 16GB 30293 66294 304W 公式 価格
Radeon RX 7900 XTX 24GB 30216 72913 355W 公式 価格
GeForce RTX 5070 Ti 16GB 27290 68448 300W 公式 価格
Radeon RX 9070 16GB 26630 59818 220W 公式 価格
GeForce RTX 5070 12GB 22052 56404 250W 公式 価格
Radeon RX 7800 XT 16GB 20012 50130 263W 公式 価格
Radeon RX 9060 XT 16GB 16GB 16638 39097 145W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 16GB 16GB 16069 37933 180W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 8GB 8GB 15930 37712 180W 公式 価格
Arc B580 12GB 14707 34676 190W 公式 価格
Arc B570 10GB 13807 30644 150W 公式 価格
GeForce RTX 5060 8GB 13264 32135 145W 公式 価格
Radeon RX 7600 8GB 10872 31521 165W 公式 価格
GeForce RTX 4060 8GB 10701 28386 115W 公式 価格

メモリは32GBで足りるか

一般的なイラスト制作では、32GBのメモリで充分です。

ただし、4K以上の超高解像度データや、100レイヤーを超える複雑な作品を制作する場合、64GBにアップグレードすると快適性が向上します。

複数のイラストソフトを同時に起動したり、動画編集も行ったりする場合は、64GBを選択した方が良いでしょう。

BTOパソコンと自作PCどちらが良いか

BTOパソコンは、パーツの選定や組み立て、初期設定をショップが行ってくれるため、手間がかからず保証も充実しています。

自作PCは、完全に自由なカスタマイズが可能で、コストを抑えられる場合もありますが、トラブル時の対応は自己責任です。

PC組み立ての経験がない方や、すぐに使い始めたい方には、BTOパソコンがおすすめです。

ノートPCでイラスト制作は可能か

高性能なノートPCなら、イラスト制作も可能です。

ただし、デスクトップPCと比較すると、同じ予算での性能は劣り、拡張性もほとんどありません。

また、長時間の作業では、ノートPCの小さな画面は作業効率を低下させます。

外出先での作業が必要な場合を除き、デスクトップのBTOパソコンを選択した方が、快適な制作環境を構築できます。

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